サーチュイン遺伝子と若返り

サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子とも呼ばれ、老化を遅らせることから抗老化遺伝子とも呼ばれている。
この遺伝子は誰でもが持っているが普段はOFF状態になっている。
この遺伝子をONに活性化する研究成果が報告されている。
摂取カロリーを制限した生活をすると遺伝子ONになるという。
30%制限した食事を与えられた猿の実験で飽食の猿に比べ毛がフサフサで、
皮膚もはりが有り脳も萎縮してなく見た目も若々しさを保っていた。
40%制限が最も活性化するが25%制限でも活性化する。
また赤ワインにも含まれるレスベラトロールの摂取でも可能(1日にボトル100本分)。
最近若返りの最強の新薬として注目されているのがNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)という化学薬品で、
NMNを60歳相当のネズミへの1週間投与実験で、20歳相当のネズミに若返えらせた。
NMNが全身の細胞を活性化に作用する結果と考えられている。
NMNは7種類のサーチュイン遺伝子を、全て活性化させることがわかっている。
(レスベラトロールはSIRT1遺伝子一つだけの活性化)
NMNは人間が元々体内で合成しているのだが50代後半から60代のあたりで合成能力が落ちてくる。
各社開発中で現在0.1gの白色粉末4万円とか。
どれだけサーチュイン遺伝子が活性化しているかは血液検査で測定でき、
数値によって表される(数万円とか必要)。
サーチュイン遺伝子を活性化するには
・食事で25~40%のカロリー制限をする。
・レスベラトロールを摂る。
・NMNを摂る。

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