制御性T細胞 Tレグ アレルギー最先端治療

アレルギーを根本的に治療する薬が開発されている。
制御性T細胞(Tレグ)を活性化する薬。
きっかけは家畜と暮らす人たちがアレルギー にかからないことが偶然発見。
Tレグ細胞が家畜と暮らさない人よりかなり多くなる。
Tレグが多いとアレルギーにならない。
Tレグはアレルギーをおこす細胞を押さえ込む。
子供の頃に家畜の細菌を取り込むことによって、Tレグ細胞を増やしていく体質が出来上がる。
1960頃からアレルギー症患者がかなりのスピードで増加していくというデータは、
その頃から生活環境や食生活が菌にさらされない食事の偏りでいろいろなアレルギー症が増えている。
しくみはこうだ。
赤ちゃんが小麦をたべる、体内に入ると異物と認識してアレルギーになる、
小麦アレルギーを抑えるTレグができ免疫ができる。
赤ちゃんがピーナツを食べる、体内に入ると体内に入ると異物と認識してアレルギーになる、
ピーナツアレルギーを抑えるTレグができ免疫ができる。
ひとつひとつの物質(タンパク質)ごとにTレグ細胞が生み出される。
また皮膚近くはTレグが少ないのでアレルギーになりやすい。
花粉症対策で始まっている、
舌下免疫療法もその一つ。
米にTレグ細胞を増やすしかけを入れてその米を食べる。
Tレグを増やしていくことが根本的治療になる。

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